とうきょうスカイツリー駅立体交差工事(2) (2025/03/02)


  
 東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)のとうきょうスカイツリー駅の高架化の工事で進展があったので、 レポートした。
 この駅は、2022年11月27日に、上りホームが高架ホームに切り替わり、翌2023年1月29日に下り線の配線が切り替わった。
 その後は工事が進み、2025年3月2日に、ついに下り線の高架線への切り替わりが実現した。
 前日の3月1日は、夜間を運休して切替工事が実施され、翌日からは高架線を走るので、その前後の様子を 撮影してきた。


1.切り替え前 2025年3月1日
  
 すでに高架化されている上り線につながる形で、地上にある留置線があるが、この留置線も高架化されるので、 廃止になる。
 下りホームは、上りホームに面した部分が仮設化され、線路の切り替えとともに形状も変わる。
 すでに敷かれている新しい線路は、継ぎ足せば高架線に続くように造られている。

  
 切り替え前の上り線の現状は、留置線と交差するようになっている。
 ホームの切り替えはまだだが、高架化の目的は踏切の廃止なので、これらの踏切は晴れて撤去できることとなる。


2.切り替え後 2025年3月2日
 
 上りホームから見た切り替え後の様子だが、下り線は一部撤去され、その上に上り線の線路が敷かれている。

 
 下りホームから見た上りホームの様子だが、前日まで地上に降りていた下り線と留置線の上に、真っ直ぐに 高架ホームへと向かう線路と繋がった。
 それに伴い、仮設ホームの形状も線路に沿って切り替えられた。

  

 
 まだ未完成ではあるものの、留置線も一部は使われ初めている。
 主に特急車両が留置されるらしい。

 下りの高架ホームはかなり完成に近付いているので、使用開始は夏頃になるだろうか。
 そして、まだ土台も未完成だが下りホームの外側にさらに留置用のホームが建設されることとなっている。
 こちらのホームに関してはあまり情報がないけれど、使用終了した下り線の跡地に造られるので、 完成はまだまだ先だろう。



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