JR品川駅 京浜東北線北行・山手線 線路切り替え工事 (2019/11/18)
1.切り替え前 2019年11月10日
2019年11月16日に山手線・京浜東北線を大幅に運休して高輪ゲートウェイ駅のある場所へ線路の切り替えが行われるので、
その前後の様子をレポートしてきた。
(1)京浜東北線北行(品川〜田町)

京浜東北線は去年の6月に南行きのみは先行して切り替わっており、その際に東海道線上りが使用していた5番線を使用しており、それまで使用していた4番線は使用停止となっていた。
今回の切り替え工事後はこの4番線を北行きが使用する。
先日までは壁が設置されていたが、切り替えが近いので壁は撤去されている。
京浜東北線北行きと山手線は、京急のトンネル導入部の横を通り、高輪ゲートウェイ駅右に見た辺りから
山手線を跨いで田町の手前の新線との切り替え点の直前で同一方向別の線路の配置に変わる。
(2)山手線内回り(品川〜田町)
次は品川戻り、山手線で田町まで向かう。
品川を出ると、すぐに切り替え点があり、最低限の工事で線路を切り替えられるようになっている。
京浜東北線の跨線橋は、切り替え後は再開発の進捗により撤去されるのだろう。
2.切り替え後 2019年11月17日
11月16日は、山手線・京浜東北線の線路切り替え工事のため運休となった。
山手線については、JR発足後初の大規模の運休だったという。
3分の1に渡った長い運休区間ということも話題を集めたようだ。
当日は、山手線は16時まで運休、京浜東北線は終日運休となった。
ニュースでも取り上げられたので、鉄道ファン以外でも注目されたようだ。
(1)京浜東北線北行(品川〜田町)

線路切り替え後、3番線は使用停止となり、4番線が使用開始となった。
駅名標にはテープが張られているが、来年には高輪ゲートウェイとなるのだろう。
品川を出ると、大きく迂回しているように見える。
駅を出ると、1分ほどで高輪ゲートウェイ駅に着く。
開業は来年春となっているが、駅はホームドアまで付いており、工事の進捗度は高い。
すぐでにも使用開始が可能なようにも思えるが、おそらくマスコミへの公開を意識してのことなのだろう。
特に、海側の通路はどこにできるかもわからないほどなので、これから工事が本格化するのかもしれない。

駅を過ぎるとすぐに山手線をまたぐように跨線橋を通る。
左には、長年使用された跨線橋が見えている。
新しい跨線橋は、盛り土と鉄筋ではなくコンクリート製だった。
(2)山手線内回り(品川〜田町)

田町に到着した後は品川に戻り、山手線で切り替え後の線路を乗ってみる。
高輪ゲートウェイの東側のホームを通り抜ける。
そして、従来の線路と同じく京浜東北線の跨線橋をくぐって田町に到着する。
今後は、使用停止となった京浜東北線の3番線が埋め立てられ、山手線専用ホームとなるそうだ。
山手線内回りのホームは、内回り専用になる予定なのだが、工事の完成は来年以降になるだろう。
こうしてみると、高輪ゲートウェイ駅は思ったよりも品川に近い。
再開発とともに利用者が増えるといいと思う。
今後の展開に関しては、来年3月に高輪ゲートウェイ駅が開業し、街開きが本格化するだろう。
気になるのは、海側への出入り口が構築されていない点だが、どこにできるのだろう。
品川駅については、3番ホームを山手線の外回りが使用し、2番線は内回り専用ホームとなった後、
廃止となった電留線の跡地に京急の新ホームが建設される。
まだまだ先は長い。
>>関連旅行記
JR品川駅山手線外回りホーム切り替え工事
高輪ゲートウェイ駅開業
JR品川駅 京浜東北線北行・山手線 線路切り替え工事
JR品川駅 京浜東北線南行 線路切り替え工事
JR品川駅 東海道線 線路切り替え工事
<< Back
Copyright (C) Tekka Tsunamaki 2005 All rights reserved.