東急目黒線日吉駅停止位置変更 (2024/01/20)

2023年3月に相鉄新横浜線と東急新横浜線が直通運転を開始してから、約10か月が経とうとしている。
工事はほとんど完了しているのだが、日吉駅だけは最後まで未完了工事が残っている。
トンネル掘削工事のために留置線を日吉駅構内に移動したために、目黒線では2016年から停止位置を
目黒方に移動しているので、その停止位置を戻す工事が続いていた。
留置線も完成し、構内連結器も撤去されたことで、2024年1月20日に、約8年ぶりに停止位置が戻ることになった。
その様子の前後を比較してみる。
1.切り替え前 2024年1月13日
・新横浜方(下り)

線路には連結器が撤去されて、真新しく線路が引き直されている。
ホームドアも設置済みだが、端部はまだ柵は設置されていない。
・目黒方(下り)

上下線とも、目黒方は、8両運転開始のための暫定対応として2両分の仮設のホームが作られた。
2022年3月の8両運転開始以来、1年10か月ほど使用されたホームも、停止位置切り戻しにより、
撤去されるだろう。
・新横浜方(上り)

下りホームと同じく、端部には柵は設置されていないが、ホームドアは、運転席の来る位置が変更するためか、
ホームドアの配置が少しずれている。
・目黒方(上り)

こちらの仮設のホームは1両分のみ作られた。
現在は上下線で停止位置が異なっているが、停止位置を戻した後は、同じ位置になるだろう。
2.切り替え後 2024年1月20日
・新横浜方(下り)

この日の初電から停止位置が変わったが、ホームドアがない場所はまだ柵が設置されていない。
・目黒方(下り)

増設ホームの仮設部は、使用終了となったので、柵が設置されて通行不能となっていた。
これから撤去作業が始まるのだろう。
この仮設ホームは構築する工事の方が年月がかかっていたかもしれない。
東横線も停車するためにホームは10両分あるが、仮設部以外にも使用がしなくなったホームドアがあるが、
今後は撤去するのだろうか。
個人的には、ダイヤが乱れた場合に、東横線直通の車両も目黒線ホームに停車できるように
10両分用意していてもよさそうな気がする。
・新横浜方(上り)

こちらも柵は設置されておらず、ホームドアの設置場所で重複している箇所がまだ残っている。
・目黒方(上り)

こちらも下り線同様に、仮設ホームは通行不可となっている。
これで10年近くに渡って追ってきた相鉄・東急直通関連の工事も、いよいよ完了だ。
仮設部以外で使用されなくなった部分のホームドアの扱いが気になるところだ。
できるなら10両も停車できるように残してほしいと思う。
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